コンパクトカーだからと今まで我慢してきたが、世界の車に対する最近の動向やホンダのFIT4にも失望した。
"FIT4 Modulo X"も登場したが、あれの良さが分かるのは一握りしかいないだろう。
そこで今までタイプRではない、"単なるコンパクトカーにそこまでするのは"と我慢していたリアタワーバーを購入、自分で装着した。
色々と考えた末に現在の車を乗り潰す覚悟も出来たからである。
その関係で最低でもここは補強しておきたかったからだ。
今回はコスト重視で「ZEROFIGHTER」の商品を選択したが、結果的には商品説明に一部騙された形での購入となった。
騙されたと言うか、説明に関して"嘘は言っていないけど真実も書いていない"と言ったところです。
理由は手元に届いた商品を開封してみると商品説明のような限りなくタワーバーの接合部が見えなくする事での装着は"出来なくもないが、内張は張り出しているし無理矢理すぎ"の装着だったからである。
「ユーザーの力量を舐めるなよ」って感じでした。
■商品説明の画像(拡大写真)
接合部のオレンジ色を隠そうとするあまり、内張が明らかに本来の形状ではなく膨らんでいる。
あとは取説を見ると"リアシート固定用アンカー部から切り込みを入れて現物合わせで調整しろ"と書いてある。
■取扱説明書記載の内張の切り込み方
凝った事に取説では接合部が目立たない様に金具が本来のオレンジ色ではなく、塗装前のシルバー状態で記載されており、詐欺に近い状態である。
以下、簡単に写真を交えて途中経過を掲載する。
今回は取説とは異なり、限りなく自然に、そして無理なくキレイに仕上げる方法での取り付けを行った。
参考になれば幸いです。
■タワーバー装着箇所(純正のまま)
■商品を開梱した状態
■タワーバー接合部の拡大
最早、この時点で取説に疑問を持ち、対応を考える。
考えた末、内張に穴を開ける形で対応する事にした。
■内張を剥がした状態
ここでアンカーの取り付け状態の確認を行う。
■アンカーを外して接合用金具のみ仮設置
手探りで大まかな開口位置を決めて養生テープで印をつける。
小さめに穴を開けてから徐々に現物合わせでギリギリの広さまで穴を広げる。
■金具とタワーバーを装着したところ
限りなく穴のサイズは最小限に留め、リアシート固定用アンカーの純正穴に干渉しないように配慮した。
やや小さいくらいの穴で丁度良いくらいです。
■反対側も同様に処理する
勿論、純正穴には干渉しない様に処理を施してある。
■タワーバーの長さを調整して出来上がり
取説通りにしなかった理由は簡単で、取説通りに切り込みを入れて装着すると最初は良いだろうが、そもそも装着時点で内張が無理矢理押し出されているので、後々切り裂いた部分から内張が破損すると考えたからである。
事前に各メーカーの取り付け方を参照しておいて良かったよ。
お陰でキレイに無理なく仕上げる事が出来た。
性能としては機能しているので全く問題はない。
街乗りで体感できるくらいの装着効果はある。
因みにピラーバーは今回ほどの効果は無いので装着しない。
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