KALMIA-WORKS

Renewed in August 24,2017.

メインマシン、ついにマザーボードまで交換し、理想のマシンへと昇華

前回も書きましたが、今回は「UEFIすら全く起動しなくなる」「メモリクロックが安定しない」と言うとんでもないトラブルに見舞われ大変でした。

問題が解決してからネットで検索したら全く同じ状況に置かれている方が多かったと気付きました。

AMDの場合、発売してから時間を掛けて安定させていくと言うのが常なので、新製品を私のように発売日に入手出来てしまったりすると突如としてこんな感じになります。

しかも質の悪いことに発売当初は問題なくて、UEFIがアップデートすると今回のような大きなトラブルに遭遇します。

前回も「Ryzen 9 3900Xおよび3950X」と「UEFI」の組み合わせにより、無限再起動問題にハマりましたし。

因みに「Ryzen 7以下」との組み合わせでは無限再起動問題は発生しないという、とんでもない代物でした。

その原因が特定されるまでにも長い時間が掛かり、発表された時点では既に3900Xを含めて全て売却していました。

そこで暫くメインマシンは停止して、発売日にRyzen 9 5900Xを店舗で購入して移行した次第。

そうしたらご多分に漏れず、暫く安定していたものが突如として冒頭に書いた「UEFIすら全く起動しなくなる」「メモリクロックが安定しない」と言う大事に発展し、大ハマりしてCPUとGPU以外は全て交換となりました。

苦労したおかげで試行錯誤の末に安定動作を見つけられたからよかったものの、解決までにはかなりの時間が掛かりました。

理由は「UEFIすら全く起動しなくなる」と言う情報が一切ない状態での対応だったので、原因の特定と安定させるまでにかなりの時間が掛かりました。

UEFIすら全く起動しなくなる」という事は、マシンの電源を投入しても何も出来ないという事であり、何度もUEFIの初期化や上書きをしました。

最早末期症状に近く、UEFIのバージョンを異なるバージョンに書き換えたり、CMOSクリアをしても「UEFIすら全く起動しなくなる」症状が続くので、予備のメモリを使用して強制的に環境を変えてUEFIに入っては設定を書き換えて再起動、それでもUEFIが起動せずに、再度環境を変えてのリトライの繰り返しでした。

今回の「UEFIすら全く起動しなくなる」「メモリクロックが安定しない」と言うトラブルに関しては、現時点に於いてもAMDからの発表はありません。

そしてトラブル対応や6800XT装備の為に色々とパーツを交換していきましたが、パーツ選択にあたっては、ついでなので全てハイエンド寄りの商品(本来欲しかったパーツ)を選択。

そして完全に安定させた時点で交換していないパーツは「マザーボード」「メモリ」「HDD」「PCケース」「光学ドライブ」「Windows 10 Pro ライセンス」のみとなっていた。

その中のメモリとHDDは直近で交換した。

光学ドライブは無くても大丈夫なので、今回のマザーボード交換により、結果的にPCの新規自作と同じになりました(笑)

因みに今回購入したマザーボードはハイエンドの証(?)ともいえるバックパネルにCMOSクリアボタンが装備されているので遊ぶのに丁度良いです。

更にはM.2スロットも4基装備で全てヒートシンク付き。

簡易版ではない「Debug LED」も装備されているので、詳細な不具合状況が分かるようになった。

今回購入したマザーボードは以前から欲しかったモデルで、「Ryzen 9 3900Xおよび3950XとUEFIの組み合わせによる無限再起動問題」でマザーを買い替えた後に発表されたモデル。

今まではマザーを新調したばかりだからと自分に枷をはめていましたが、ここまで安定性を重視して最新装備にしたら流石にマザーボードも強化して安定性を高める事にしようと考え、新調しました。

折角去年の11月頃に購入したばかりのマザーだったのに、僅か半年で交換となってしまいました。

そのマザーは捨て値でショップに売却して、今回の購入資金の充当に回しました。

色々と書きましたが、実は6800XTを購入した時点で実現させるかは別として、ある程度全パーツの組み換えを計画として頭には入れていました。

理由はメインマシンに関してはゲームの為にスペック重視と言う訳ではなく、安定性を担保するために一定以上のパーツ交換が必要となった場合は安定化後もメインマシンだけは自己満足を優先して、PCの自作を楽しむ事にしていたからである。

つまりは遊びの範疇ですね。

因みに今回の構成に関して出費したトータル金額は怖くて考えていません(ぉ
とは言え、使える資金の中から捻出しているので問題はないのですが。

結果的に計画通りの完全な組み直しとなり、各パーツを購入する際には妥協せずに、現状で考えられる自分の理想パーツで構成されているので、タイトルの通り「理想のマシン」に仕上げる事が出来ました。

強いて言えばHDDのみ、グレードが低いのですが単なるデータ保存用なので問題ありません。

システムは高速なM.2 SSD(PCIe 4.0)なので。

今のメインマシンの構成に関してですが、「理想のマシン」となったことに加えて、現段階においても「DDR4-3933 CL16」の動作確認が取れているので、満足度はかなり高いです。

トラブルがキッカケとは言え、今現在はトラブルの原因がUEFIと設定方法の組み合わせとハッキリしているので、今後もトラブルがあれば現在のバージョンに戻せば安定するので、今度は長く使う予定です。

以前も書きましたが、年末頃にRyzen 5000 Refreshがありそうですが、上記理由により買う気はありません。

因みにサブマシンの2台(Ryzen 4000,3000シリーズ)は、目的に応じた構成としているのでパーツの再利用なども行い、資金の投入は最低限で抑えました。

この2台に関しては、組み上げた段階から追加での資金投入はしていません。

補足: メインマシンの冷却方法については触れていませんでしたが、個人的に水冷は嫌いなので再構成したハイエンドのメインマシンも全て空冷です。

空冷でもサーマルスロットリングに引っ掛かることもなく、全く問題なく動作しています。

※関連情報
メインマシンのHDDを入れ替え

Ryzen 9 5900XマシンでメモリOCを試したらDDR4-3933が「1:1」モードで安定起動した

TOSHIBAの4TB 7200rpmよりもWD 4TB 5400rpmの方が速かった・・・

安定したのにメモリもついでに交換(ぉ

電源ユニットをアップグレード

実は最新パーツ満載のメインマシンが一番静音だった

緊急措置として「AGESA 1.1.0.0 Patch C」へロールバック

今のAGESAにはUSB問題のほかにもPCIe4.0にも問題がある模様

もしかして今年の終わり頃にRyzen 5000 Refreshがある?

Ryzen 9 5900Xを用いてメインマシンが復活

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