サブマシンはSFFでかなり筐体(ケース)が小さく、光学ドライブなどを取り払っている。
それでも筐体の中は最低限のものだけで、ゆとりは無いに等しい。
しかも電源が専用設計で350Wしかない(ぉ
電源は筐体メーカーの独自設計だから今の筐体を購入した際に新品の同型品を予備として購入してある。
更には直近で海外から新品の電源ユニットのみ、取り寄せた。
そしてサブマシンはメモリの「1:1モード」での安定性がかなり以前のAGESAから安定しなくなったので、一番安定している古いAGESAを使用している。
因みにメモリは信頼のMicron製である。
そこに来て今回のfTPM問題である。
本来ならBIOSのバージョンアップで対応するが、メモリの安定性を優先しているため、BIOS(AGESA)のバージョンアップはしない事にした。
それにサブマシンには個人情報が入っていないので、ある意味問題ないと言うのもある。
とは言え、そのまま放置と言うのもモヤモヤするので実験も兼ねて、物理的な「TPM2.0モジュール」を購入して装着した。
当然設定はBIOSから弄る事になるが、単にfTPMを解除して、装着した物理的な「TPM2.0モジュール」に設定変更するだけである。
Windows 11 Proを起動してデバイスマネージャを確認しても問題なく認識できている。
■購入した商品(TPM2.0 Module)
注:画像をクリックする事で購入先にジャンプできます
補足となるがメインマシンは比較的新しい構成(Ryzen 5900X + Radeon RX 6800XT)で組んであるのと筐体がミドルタワーなので筐体内もかなりのゆとりがあり、エアフローも万全である。
なのでメインマシンと子供用のマシンはfTPM(AGESA 1.2.0.7以降)で対応する事とした。
既にメインマシンにはAGESA 1.2.0.7正式リリース版を2022年5月に適用済みである。
ゲームを全くしないし、どちらかと言うとバーチャルマシンを含めて多重プロセスでの運用がメインなので、現在の設定のままでパフォーマンスに問題はない。
以前記事でも書いてあるが、DDR4-3933 CL16での「1:1」モードはあくまでもテストのみで、常時運用は危険なので設定は元に戻しています。
自作機3機ともあと数年は再構築しない予定です。
AMDはまたジム・ケラー氏を雇用して今後の対策を強化した方が良いと思う。
詳細については下記記事をご覧ください。
※関連情報 MSIから「AGESA 1.2.0.7」BIOSが正式リリース! AMD、fTPMの対策BIOSはAGESA 1.2.0.7以降で対応
メインマシン、ついにマザーボードまで交換し、理想のマシンへと昇華