EP-886ABの液晶操作パネル
上記画像の様に、EPSON EP-886ABとアクセスポイント(以下AP)はWi-Fiで接続されている。
因みに「EP-886A」の型番は筐体色によって異なる。
・ブラックは「EP-886AB」と末尾に「B」が付く
・ホワイトは「EP-886AW」と末尾に「W」が付く
電波強度も問題ない。
むしろ電波強度は「非常に良い」状態である。
APを再起動しても今までは問題なく使えていた。
しかしながら、今回ばかりはエラーを繰り返すばかりで全く印刷できない。
EPSON純正の「診断ツール」を使用して自動での解決を試みるも直らない。
仕方なく、診断結果をEPSONのカスタマーサポートに送る。
夜中だったので、一晩寝て頭がスッキリしたところで問題について改めて考えてみる。
・EPSON EP-886ABとAPは接続できているわけだから、もしかしてWindowsドライバの問題か?
・しかも丁度、二日前にWindows 11 23H2にアップデートされたが、この関係もあるのか?
と色々と浮かんでくる。
直ぐにドライバの一括インストールツールを利用して、再度各種ドライバを上書きしてみた。
すると何事も無かったかのように印刷できた。
やはりこれが原因だったか。
有線LANコネクタが搭載されていれば、こんなトラブルなぞ「サクッ」と解決できるのに、ここ数年の複合機には「有線LAN」コネクタは装備されておらず、筐体の大きな僅かなモデルを残して全てが「無線LAN」のみの搭載(接続)となる。
その影響で正常に動作している時でも、同じWi-Fi6対応AP付きルーターに有線LAN接続している自作機からの信号でも無線LANでサーチするらしく、印刷やスキャナーでの取り込みまでに物凄く待たされる。
どの程度かと言うと「あれ? プリンター動作している?」と不安になるくらいである。
なので解決までの手順と「一見、便利そうなスマホからの印刷や管理」など全く不要であり、液晶での設定やスキャナーでの取り込みソフトの作り込みが初心者向け過ぎて使いにくい旨をカスタマーサポートに伝えておいた。
更に初心者向けだけに特化するのではなく、今後のモデルには「有線LAN」コネクタの標準装備を要望しておいた。
※関連情報
EPSON 複合プリンター「EP-886A」設置:EP-802A代替機