厚生労働省は19日、10月下旬から受け付けを開始したマイナ保険証の利用登録の解除申請が11月末までに1万3147件に上ったと公表した。
具体的な解除申請は11月8日には792件でしたが、11月末には1万3147件となった。
つまり1万3147人の方は、マイナ保険証に関する正しい知識を持っていて、マイナ保険証一本化前に解除申請したと言う事である。
今回の公表を受けて、少し安心した。
以前も触れたが、マイナ保険証は、加入する健康保険組合(国民健康保険は自治体)に申請すると解除できる。
実際に私もマイナ保険証の利用登録解除申請開始日である10月28日に解除手続きを行った。
マイナ保険証の事について正しく理解しようとせずに、政府やメディアのミスリードに惑わされて「慌ててマイナ保険証の駆け込み」が実際にあった。
何もしなければ、「資格確認書」が自動的に送られてきて今まで通り問題なく受診可能だったのに。
しかもマイナ保険証で医療機関が確認できる最新の医療データは一か月前のものである。
マイナ保険証の場合は有効期限を把握していないと面倒だが、「資格確認書」であれば有効期限を気にする必要もない。
「資格確認書」の運用は今までの健康保険証と全く同様となる為、期限が切れる前に「新しい資格確認書」が送付される仕組みとなっている。
本件に限らず、裏では財務省が色々と暗躍している。
事実として現時点でも自民案を有利に通すために財務省が色々と暗躍している。
マイナンバーカードとマイナ保険証は全く別の物です。
惑わされてマイナ保険証を作成(連携)してしまった方でも遅くはありません。
単純に「マイナ保険証の解除申請(手続き)」を行えば、マイナ保険証ではなく「資格確認書」での運用に戻せます。
マイナ保険証の解除申請推奨です。
勿論、便利だと感じている人まで解除をする必要はありません。
私もマイナンバーカード単体での利用は良いと思います。
確定申告は毎年税理士に依頼していますが、事前打ち合わせの際に9割がたの資料をお渡ししていて、どうしても2月下旬頃と言う直前でないと入手出来ない資料の為にマイナンバーカードでマイナポータルにログインして追加資料として渡すくらいです。
コロコロと変わる税金の取り扱いに奔走するのは愚の骨頂です。
受け取れる給付の取りこぼしや追徴課税を受けないためにも、確定申告は税理士への依頼一択です。
今回の記事でどう感じるかは人それぞれです。
自分に合った保険証や確定申告をしましょう。
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