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iPhone 16、最上位モデルは40万円超えの可能性も



アップル製品の動向分析で知られる著名アナリストの郭明錤(ミンチー・クオ)氏によると、米クアルコムが2024年後半に量産を予定している次世代チップセット「Snapdragon 8 Gen4(SM8750)」は、前世代の「Snapdragon 8 Gen3(SM8650)」よりも25〜30%値上がりし、単価は190ドル〜200ドル(約3万~3万2000円)に跳ね上がる見込みだという。

台湾積体電路製造(TSMC)など大手半導体メーカーの価格引き上げにより、サプライチェーン上流のコスト負担が増大することが背景にあるとみられる。

市場では、このコスト増が半導体を使用する製品の価格上昇につながり、最終的に消費者に転嫁されることへとの懸念が広がっている。

アップルの「iPhone 16」シリーズには、同社独自のチップセット「A17 Pro」または「A18」シリーズ、あるいはより高性能なチップセットが搭載され、これまでにないパフォーマンスが提供される見込み。

とは言え、TSMCの「iPhoneの3nmチップ」はAppleが独占契約している。
しかもアップルとTSMCは、A17を製造する際に「不良品」を生産するコストをTSMC側が引き受ける破格の契約を結んだ。
ここでAppleは数十億ドルを節約出来ている。
とは言え、自社の利益の為に値上げはするのだろうけど。

例え価格転嫁されようが、欲しい人は高くても最新のiPhoneを購入するだろうし。
そこはユーザーの購買意欲次第でしょう。

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