現行の保険証廃止反対を訴える家平悟さん
現行の健康保険証廃止に反対する障害者団体などの集会が15日、東京・永田町の衆院第1議員会館で開かれ「態勢整備が進んでいない」などと訴えた。
全国保険医団体連合会(保団連)が主催し、国会議員や障害者団体関係者ら約140人が参加した。
全国の障害者やその家族らで構成する「障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会」(東京)の家平悟事務局長は「自分の意思決定を他人に伝えるにも支援が必要な障害者がいる。
このような人のための態勢整備も進まない中、誰のための医療のデジタル化なのか」と強調した。
記事には書いていないが、補足しておくと単に障がい者と言っても様々な人がいる。
うまく喋る事が出来ない人、ドクターストップで働く事を禁止されていて収入がなく、非課税の人など。
そんな障害者の方が万一、マイナンバーカードを無くしたり、ICチップが破損していた場合、直ぐに必要な治療や診察が受けられなくなる。
これを回避するには、現在の紙の保険証を残せば良いだけ。
そもそもデジタル化の下地すら出来ていないのだから、マイナ保険証への一本化は到底無理な話。
デジタル後進国と言われて政治家が何の役にも立たないプライドにしがみついて、国民の血税である税金をむやみに投入している。
運転免許証と同じ理屈で健康保険証も切り離し、現行の保険証を残せば良いだけなのに。
何故、運転免許証の統合は任意で済んでいるんだろう?
理屈は健康保険証と一緒なのに。
まさか、未だに政治家の中に道路族議員が居るのか?
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