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マイナ保険証、全国利用率がついに5%割れ!



医療機関などでの保険診療のうち、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせた「マイナ保険証」を患者が8月に利用した割合は4.67%だったことが分かった。

立憲民主党など野党は「国民の不安が払拭されていない証左」(党幹部)と、10月召集の臨時国会で政府を追及する姿勢。

厚生労働省によると、今月24日現在、全国で90%近くの医療機関・薬局がシステムの運用を始めているが、医療機関窓口の顔認証でエラーとなったり、高齢者を中心に「無資格によるいったん10割負担」や、窓口負担割合の誤表示が起きたりするトラブルが続発している。

立民の衆院議員で元厚労政務官山井和則氏は、取材に「マイナンバーカードと保険証のひも付け人数自体は増加しているなかで、その利用数が減少し続けるということはマイナ保険証が信頼されていないということを政府は理解すべきだ。2024年秋の保険証廃止は延期すべきだ」と話した。

マイナンバーカード自体が見切り発車でトラブル続き。
そこにきてマイナ保険証の誤登録や他人の顔でも認証したり、窓口負担割合の誤表示など信用はがた落ち。

そもそもマイナンバーカードの取得は任意。
にもかかわらず、マイナ保険証への一本化は完全に手段と目的が逆になっている。
マイナ保険証への一本化で、かかりつけ医も既に廃業する事態となっている。

さらに言えば今や国民皆保険制度の崩壊までが見えてきている。

立憲民主党には頑張って頂き、マイナ保険証への一本化を是非廃止してもらいたい。
今までの保険証を有効にしておかないと国民皆保険制度が崩壊する。

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