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Renewed in August 24,2017.

自民党が「政策活動費」温存に一生懸命! 穴だらけの改正案



自民党は17日、派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正案を衆院に単独で提出した。

焦点の一つである政策活動費の使途公開は項目単位にとどまるなど、支出の実態が見えない「ブラックボックス」は相変わらず。

連立与党の公明党ですら共同提出を拒む異例の状況で、野党は「検討対象にも値しない」と一斉に批判。



岸田首相らは自民案に「実効性がある」と繰り返すが、実際には与党内にもそんな受け止めはほとんどない。
象徴的なのが党から議員個人に支出される政策活動費の使途公開だ。

自民は他党より企業・団体献金への依存度が高く、その資金源を温存したいのが本音。

共産党小池晃書記局長は「大きなブラックボックスを小さなブラックボックスにするだけ」と批判。

立憲民主党泉健太代表は「これで透明性が高まったというのは大間違い」と突き放す。

万一、増税内閣の今の政権が続いたら、待っているのは国民を無視した更なる大増税のオンパレードと化す。

皆さん、他人ごとではないですよ。

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