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[DIY]ハイビームLED化を実行:バルブ比較写真あり

道交法では通常の夜間走行ではハイビームが基準となっている。

もちろん対向車や歩行者などが居た場合はロービームに切り替える必要がある。

まず街中ではハイビームにする機会は皆無と言っていいほど無いだろう。

そんな理由から純正ではロービームこそLEDであるものの、ハイビームはハロゲンであった。

そしてハイビームにする機会も殆どないから、見た目の問題だけで途中で安いPIAAの高効率ハロゲンに切り替えた。

しかし、機会が無いとは言っても点灯確認をすると高効率で純正の60Wバルブから55W(115W相当)に変更したところでハロゲンには変わりない訳で、照射しても純正LEDよりも遥かに暗い事実は変わらない・・・

もちろん明るさだけで言ったらHIDなのだが、ハイビームと言う性格上、立ち上がりの早さが重要なのでHIDは論外なのである。

とは言っても最近までは大手メーカーでも碌なLEDバルブが無かったため、モヤモヤした気持ちのままLED化は見送っていた。

もちろん最近の大手有名メーカーのものを購入すれば良いのだろうが、いかんせん価格が高すぎる。

例え大手メーカー製であっても碌に使用しないハイビームに実際の明るさも不明なまま、見た目だけの問題で交換するにはコストパフォーマンスが悪すぎたのである。

そんな中、やはりハイビームのLED化は諦められなかったので時々情報収集はしていた。

そこで最近になり「車検対応、純正バルブと同形状」の最新型が登場してきた。

当然光源の位置も純正バルブと同一である。

色々と探していたら以下の製品を見つけた。

見つけた商品には以下の特徴がある。

・車検対応(本当かどうかは不明)
・メーカー保証期間:5年(真実は不明)
・通常のハロゲンバルブと同形状
・30Wと言う省電力(純正バルブは60W)

そして極めつけは、記載している事が事実かはともかくとして、このような特徴をもっているのに価格は約4000円弱と言うコストパフォーマンスの高さ。

流石は中華製(ぉ

総合的に判断して、車検に通らないような代物なら戻してLEDは売却すればいいや、と購入してみた。

するとパッケージこそまともだが、中には説明書も無ければ保証書もない。

やはり中華製だからな・・・。 予想していた通りだった。

そして中華製なので、幾ら「車検対応、5年保証」を謳っていても、本当に保証が受けられるのかも不明なのは変わらない。

彼らは都合が悪くなったら会社を倒産させて新規に新しい社名で復活するからな。

更に中華製と言う観点から本当に車検に通るのか不正の多い認定工場ではなく、厳しい審査基準の指定工場であるディーラーの車検担当検査員に確認をして貰った。

すると「全く問題ない、色も白で統一されているから大丈夫だよ」との事だった。

光軸は壁に光を当てた状態では問題なさそうだったが、その時点で光軸調整を行う予約を入れた。

となるとあとは耐久性の問題か。

色々と今まで撮っておいた写真を探していたら、キレイに全てのバルブの写真が見つかったので掲載しておきます。

正面からではPIAA高効率ハロゲンと今回のLEDの判別が難しいので、バルブの光の色が分かりやすい角度から撮影したものを掲載します。

■純正ハロゲン - 60W (暖色で暗い)

 

■PIAA高効率ハロゲン - 55W (115W相当)

見た目はだいぶマシになったが、所詮はハロゲンの域を出ず、照射してみるとやはり光量が足りない。

ロービームが純正でLEDなので、高効率ハロゲンのハイビームを点灯させても暗いとしか感じられない(苦笑)

■最新型の純正形状LED - 30W

夜間走行する事自体が稀なので、わざわざ幹線道路を外して通りの少ない道にて明るさのテストを行った。

正直に言って驚くほど明るい。

テスト走行には子供も付いていきたいと言っていたので、一緒に行ってきた。

個人的には今回の件も単なる自己満足だが、子供はあまりの衝撃に大喜びしていた(笑)

しかも純正や高効率ハロゲンは60W、55Wを使用するので、かなりの発熱をする。

当然、ヘッドライトの樹脂にも悪影響が出やすい。

しかし、今回のLEDバルブなら30Wなのでヘッドライトの樹脂にも優しいだろう。

今回は当たりを引いたようで満足である。

とは言え、最新型のモデルでも中華製なので作りが雑で改良の余地はまだまだ残されていると感じた。

それに安い中華製は色温度もいい加減で個体差も大きいし、当然壊れやすい。

更に言ってしまえば照射範囲が広過ぎたり、本来届く範囲まで照射できない、また非常に明るい、車検対応とか謡っておきながら全くのデタラメという事もザラである。

因みにロービームのLED化には十分注意して頂きたい。

商品によっては光量を測定できずに車検に通らないものがあるからである。

 

追伸:2021.11.11

今回の商品も防水を謳ってはいたが、防水処理が甘く、そのままだとショートしそうだったので自分で防水対策を追加で行っている。

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