1年6か月ほど前に純正のハロゲンからLEDに変更したのだが、消費電力がハロゲンの純正消費電力と比較してもLEDなのに10Wも高い50W仕様であり、また詳細な仕様が書かれていないような代物だった。
当然フォグランプの樹脂を保護するために前回は中華製の安物ランプユニットと併用していた。
走行中に純正LEDのロービームと前回装着したLEDでは足元(車両前方の両端)が暗く、街灯の少ない狭い駐車場などではフロントの足元と路肩、歩行者用通路が殆ど照らされずに苦慮していた。
純正のフォグで使用されているハロゲンも同様で困っていた。
どうも色々と調べていたら、前回交換した白色LEDは50Wも消費するのに1600lmしかないらしい。
それでは純正同様、足元を照らせない訳だ・・・
そこで直近で調べて交換したハイビーム用LEDと同じ中華製のものを選択してみた。
たった1年半とは言え、かなり技術が進歩したね。
交換に踏み切った理由は車両特性の関係から、フォグの光源位置がかなり奥にあり、明るくしても相手に迷惑を掛けない範囲になると踏んだからである。
交換前(購入前)にディーラーにも確認したけど、上記の通り"光源位置がかなり奥にある為に、明るいものに交換しても足元を照らせる効果は無いと思った方が良い"と言われていたのもある。
単なる賭けに大手メーカー製の1万円を軽く超える商品は思った通りの効果が得られなかった場合のショックが大きいので、精度は低いが、安い中華製(価格は大手の1/4程度)を選択したのである。
ダメもとで交換してみたが、予想が見事に当たった。
まずは写真比較を見てもらおう。
純正ハロゲンから冒頭のLEDへ交換した状態がベースである。
■去年交換したLED
結局、こちらは車外から見た色味を変える程度のものだった。
■今回のLED
格段に明るくなっている事が分かる。
■交換前のLED照射範囲
全く足元を照らせていない。
■交換後のLED照射範囲
確実に足元と横方面への広がりが分かる。
■交換後のLED照射範囲(逆方向から)
LEDは確実に進歩しているが、今回購入した商品を含めて怪しい商品が多い。
開封してみると前回のハイビームのLED化の時と同様、パッケージの中には説明書はおろか、保証書すら入っていない。
更に防水処理が甘いので、装着前に防水処理を自分で追加対策したくらいですから。
ただ今回は純正ハロゲンの消費電力が40Wなのに対し、30Wと低いので純正のランプユニットに戻した。
点灯テストをしてみると、その照射範囲に感動した。
今まで苦慮していたフロント足元と路肩が格段に良く見えるようになった。
これならば安心して走行できる。
一応書いておくが、毎回お世話になっているディーラーの車検担当に確認して貰った。
すると「光軸もしっかりと下を向いているし、色も問題ないから大丈夫だよ」との事だった。
こちらも念を入れて後日光軸調整をしてもらう事になった。
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