最近車を弄っていないので、単なる自己満足に過ぎないが、ドアミラーのウインカーをシーケンシャルウインカーに交換してみた。
ただこれらの商品、およそ全てが中華製で「車検対応」を謳っている商品はない。
まず最初に断っておくが、売値8000円以下程度のシーケンシャルウインカーは、基本的に中華製で中身は同じなので商品説明に「防水対応」「純正形状なので安心」とか書かれていても点灯しない初期不良以外は自分で修理できる技術が無いと買わない方が良い。
可能ならば、純正品で流用可能なものがあれば、それを流用した方が安全で確実である。
ハッキリ言って今回自分が購入したものも該当するので、色々と下調べと万一に備えて対応した。
シーケンシャルウインカーと車両名で検索すると色々と出てくるが、似たようなものばかりだと思う。
ハッキリ言って日本正規代理店扱いで「車検対応」とサポートが付属しているものを探して、購入する前にメーカーへ書いてあることが本当なのか確認した方が良い。
正直に書いておくが、私が購入したような安物はお勧めしない。
因みに商品にはウインカー本体と保証書が付属しているのみでマニュアルはない。
「車検対応」となった経緯も含めて詳細は後述するので、同じ事をやろうと思っている人は自己責任に於いて実行して頂きたい。
とりあえず最初に装着した画像を貼っておこう。
■シーケンシャル作動中の点灯イメージはこんな感じ
唯一の難点は運転していて自分ではウインカーの光り方を確認できない事・・・。
点検の為にウインカーを点灯させて車両から降りて確認すれば当然確認できるが、そうではないんだよな。
とは言え、ドアロックと解除の時にも純正同様にシーケンシャル点灯するので、普段使いでもその際に自分の目で直接確認する事は出来る。
日常的に自分で確認できた方が弄ったと言う感触を楽しめるので、一応ではあるが毎回見る事は可能なのでヨシとする。
そして本題である。
購入にあたり、車検に通るのか事前の確認を可能な限り行った。
まず車検を受ける際には主に「認定工場」と「指定工場」の2つがある。
ざっくり説明すると民間で行っている"格安車検"を謳っているものは「認定工場」であり、車検の検査ラインを自社で持っていない。
つまり車検場に持ち込んでの検査が必須となる為、万一不合格となった場合は車検時に車両を預ける期間が長くなる。
そして「指定工場」についてだが、「認定工場」よりも厳しい検査基準ほ満たす必要があり「ディーラー」で受ける車検と思ってもらえばいいだろう。
当然車検の検査ラインを持っており、検査員の審査基準も当然厳しい目で検査される。
当然知識も豊富であり、車検場に車両を持ち込む必要が無い為に車両を預ける期間は少なくて済む。
何故「指定工場」の検査が厳しいかと言えば、万が一にも検査基準を満たさない車を合格にした場合に「営業停止」処分を受けるからである。
ただその反面、安心確実な車検を受ける事が出来る。
そして購入前に長年の付き合いである「指定工場」であるディーラーに連絡を取り、商品サイトを確認してもらった。
これなら恐らく大丈夫だが、実際には検査員の判断によるとのこと。
まぁ、そうだろうなと納得して、ディーラーには一先ず購入して取り付けてみるので実際に車検を担当する検査員に確認して貰いたいとの約束を取り付けておいた。
実際に購入して商品が届くも開封すると"そこは流石に中華製"、防水対応を謳っている割にクッション材は一部千切れて無くなっているし、防水処理も素人が見ても明らかに"雑過ぎる"と言わざるを得ない。
そこで購入店に巻絡してみると、「交換もできるけど"同じ商品"で実際にもっと酷い商品を色々と見てきているし、どこのお店で買っても出所が一緒だから最悪もっと悪い商品が届く場合があるよ」との事だった。
確かに中国から直接個人輸入したりもしているから、商品自体の不具合(今回で言うなら正常に点灯しないなど)は別として、それ以外に関してはDIYで自分で修復出来る技術を持っていないと無理なのは承知している。
なので購入店の意見と自分も同じ意見だった。
ただ購入店から「防水対応と書いてあるけど、自分でも防水対策は絶対にしてね」と念を押された。
まぁ、自分で見ても明らかにシール材が不足していたり、シール材が商品の外に溢れていたりと適当過ぎるので元々自分でも行うつもりだった。
そこで手持ちのシール材は「白」しか持っていなかったので、折角なので透明のシール材を購入して対応した。
そして取り付けが終わったら、ディーラーに持ち込んで厳しい検査員の手を借りて車検時同様の検査をしてもらった。
するとアッサリと「これなら点灯パターンも問題ないし、点灯から消灯のタイミングも問題ない。車検にもこのままの状態で通るよ」との回答を得た。
これで安心である。
老婆心ながら補足事項として書いておくが、灯火類に関してはかなり審査が厳しい(点灯時の色から光源の強さ、点灯パターンなど)ので、安易なカスタムは違反となるので注意して欲しい。
時々見るのがポジションやヘッドライトの色が明らかに白ではなく、紫や青などに変更している車両である。
あとはテールに装着するブレーキ連動のリフレクターやリアフォグの常時点灯(点滅含む)も違反であり、車検に通らないため、元に戻すように言われるので最初から行わない方が良い。
当然だが、純正車両で購入時から装備しているものは車検に通るが、リアフォグの常時点灯は道交法違反で捕まるので覚えておくと良い。
ついでに書くとリアフォグはヘッドライト点灯と同期していなくてはならないので、ヘッドライトが消灯の状態でリアフォグだけ点灯するのも違反であり交換もしくは取り外す必要がある。
最近は減ってきたが、まだまだ爆音マフラーを装着している車両を時々見るので、見つけたら警察にはサッサと捕まえて頂きたい。
それから安易に直管マフラーにすると道交法違反はもちろんだが、爆音だけでなく、思いっきり排気効率が悪くなり極端な性能低下を招きくとだけ書いておこう。
特に爆音はハッキリ言って迷惑なので、警察には見つけ次第、写真を撮っておいて頂き、直ぐに捕まえられなかった時の為に有効活用して摘発してもらいたい。
さらに追加しておくとミュージックの音量を大ボリュームにして走行している車両も稀にいる。
これも分かりやすく言えば「選挙カー同様の迷惑レベル」なので止めて頂きたい。