再認識して頂くためにも改めて記事として書いておく。
以前も書いたが、Microsoftが公式にWindows 11をサポートするCPUはIntel製では2017年後半以降、AMD製では2018年中盤以降に発売された製品に限られる。
確実なのはIntelでは第8世代以降、AMDではZen+以降(つまりRyzen 2000Gは含まれない)が正式対応マシンという事になる。
つまりWindows 11には「TPM 2.0」が必須なので、それ以前に発売されたCPUを搭載したPCは例えインストールはできても、Microsoftのサポート対象外で、動作も非常に不安定(カーネルモードのクラッシュが52%多くなる)である。
結局のところ、CPUの脆弱性を抱えたマシンをMicrosoftはいつまでもサポートはしないという意思の表れである。
これを機に自作マシンなら再構築、もしくはWindows 11搭載マシンへの乗り換えをお勧めする。
補足:
とは言え、Windows 11最初のWindows Updateはサポート対象外PCへも配布された模様。
これがいつまで続くのかは不明だが、前回も書いたが「Windows 11」はまだまだ不具合が多いのも事実。
折角なので物好きなアーリーアダプターには人柱になって頂き、実験台となってもらいバグ出しをやってもらいましょう。
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