正式版の「Windows 11」がリリースされたばかりだが、既に様々な不具合が

■Windows 11における主な不具合

・エクスプローラーがメモリを解放しない不具合

・Oracle VirtualBoxとの互換性の問題

・Intel Killer ネットワークソフトウェアとWindows 11の互換性の問題

・Coc Cocブラウザとの互換性の問題

・Windows 11環境でRyzenなどに性能低下の問題：Microsoftが対応準備中

特に「エクスプローラーがメモリを解放しない不具合」は正式版でも存在しており、再現するのは簡単で大量にエクスプローラーを開いてタスクマネージャーでメモリ使用量を確認する。

そしてエクスプローラーを閉じると、本来は確保していたメモリが解放されてメモリ使用量が減るべきところが、ほとんど減少しないという。

つまりパソコンを使い続けているとどんどん空きメモリ容量が減り、最終的にはスワップが発生して動作が重くなったり、最悪Windows 11自体が動作を停止したりする可能性があるという事である。

個人的に一番気になるのは、エクスプローラーの問題である。

ハッキリ言ってこれは致命的である。

しかもMicrosoftは認めていない模様･･･｡

それと一部環境におけるRyzenの性能低下であるが、AMDとMicrosoftが協力して既に対応に動いていて、10月中(今月中)のWindows Update経由で修正されるとの事。

もともと我が家の全ての自作PC(3台)は「Windows 11環境(TPM2.0含む)」に完全対応しているのでパーツ交換などの必要は一切ないが、最低でも1年は無償アップグレードを続けると発表しているので、直ぐにアップデートするつもりはない。

恐らくまだまだ不具合は見つかるだろうし、それら不具合の解消と他のアプリが対応するのを待っている状態である。

とは言え、念のため正式版の「Windows 11 ISO」は既にダウンロードしてある。

追記：RyzenプロセッサとWindows 11による性能低下、修正プログラムが今月公開へ 2021.10.11