KALMIA-WORKS

Renewed in August 24,2017.

ハイクロックのまま更なる高速化にチャレンジ

まず前提として、もともと「AMD AGESA ComboAm4v2PI 1.0.8.1」の適用前からDDR4-3933で「1:1モード」が動作していた環境がベースとなっています。

 

この各種パーツのマッチングが良く、ハイクロックまで駆動するサブマシンで、周波数はそのままに更なる高速駆動にチャレンジしてみた。

 

前回も書きましたが、現在は「AMD AGESA ComboAm4v2PI 1.0.8.1」適用済みの環境です。

 

******************************************************** ■ここで注意です(重要)

 

前回も書きましたが、本記事のようなメモリの高クロック運用(オーバークロック)はCPUのメモリコントローラの定格がDDR4-3200なので、メモリではなく、まずCPUの保証が切れます。

 

念の為に書いておきますが、XMP対応メモリでDDR4-3200を実現した場合、見た目は定格のDDR4-3200なので大丈夫そうに思えますが、大抵は必要電圧が1.35Vとなり、JEDECの標準規格から外れた動作を実現する関係上、メモリの保証はOKでもCPUの保証は切れます。

 

無理をしてオーバークロックメモリを使用する必要はありません。

 

仮に使用してもCPUの保証が切れる方がデメリットが大きく、メモリをオーバークロックしても体感は殆どできないので、CPUやGPUのグレードを上げた方が確実です。

オーバークロックのような危険もないし、お勧めです。

 

そもそもXMPIntelが提唱した規格であり、AMD用ではありません。 冒頭でも書いた通り、動作するかは相性の他に、個体差も大きく関係しています。

 

私の環境で動作したからと言って、同じ設定が通るかと言えば上記理由から「運任せ」であり、動作保証は出来ません。 それが例え同じパーツを利用したとしてもです。

 

手動で設定を触れる人や、起動しなくなった場合の対処法を知ってる人はともかく、初心者の方が安易にXMP対応のオーバークロックメモリを購入すると痛い目を見るかもしれません。

 

それと本記事の様にオーバークロックを真似してもパーツが破損する恐れがあり、当方では責任は取れません。

やるなら「どんなパーツが壊れても良いと覚悟した上」、自己責任のもとで実施してください。

オーバークロックとは危険を伴う、リスクの高いチャレンジだと認識してください。

 

繰り返しますが、オーバークロックにより何が起きても、あくまでも自己責任です。 他人に責任転嫁するのは、お門違いです。

 

この事は頭に入れておいてください。 ********************************************************

 

さて本題です。

 

専用ツールを利用して計算をしようかとも思ったが、サポートがDDR4-3800止まりだから使い物にならない。

仕方なく、経験則で色々と試してみた。

 

するとレイテンシを若干下げられた。 確かにスコアも良くなっている。

 

ただ更に設定を詰めようとしたら、アッサリとBIOSがクラッシュしてBIOSすら起動しなくなった。 画面にもハッキリと「BIOS Crash」と表示されていた。

 

特段焦りはしなかったが「面倒だな」と思いつつ、BIOSを再構築。

 

再構築した結果、Windowsも問題なく起動したが、ハイクロックのままでチャレンジするのは割に合わないようだ。と言う事で、レイテンシは戻して周波数はそこそこの設定で妥協している。  

数日様子を見ているが、特段不具合は無い。

暫くはこの設定で様子を見てみよう。

※関連情報 あら。今度はDDR4-4200が「1:1モード」で動作しましたよ

マジか。 DDR4-4000で動作しましたよ?(滝汗)

「AMD AGESA ComboAm4v2PI 1.0.8.1」がリリース!

 

先日購入した第3世代Ryzenを用いてDDR4-3933動作が安定

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