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Googleがクラウドから「年金基金アカウント」を消す!


Photo: Krisztian Bocsi/Bloomberg (Getty Images) via Gizmodo US

2024年4月下旬に、Googleが誤ってオーストラリアの年金基金UniSuperのGoogle Cloudアカウントを削除してしまったとThe Guardianが報じた。

UniSuperが管理している年金の総額は日本円にしておよそ17兆2500億円。
UniSuperにお金を預けている62万人が1週間以上も自分の口座にアクセスできない状況が続いた模様。

UniSuperはふだんからクラウド上で2カ所にデータを保存しておいて、万が一どちらかがダウンしても別の場所からデータを復元できるようにしていた。

しかしながら今回はアカウントそのものが削除されてしまったため、バックアップもろともデータが消えた。

幸いUniSuperは別のプロバイダ元にもデータを保存していたため、5月2日には復旧を果たし、預金も無事だった。

Googleによれば、世界でもっとも規模の大きい企業1000社の6割はGoogle Cloudを使っており、生成AIを扱うユニコーン企業にいたっては実に9割が顧客らしい。

今回は復旧できたから良いものの、謝罪だけでは済まない問題です。

個人的には「Google Cloud」や「iCloud」を含め、クラウドサービスを一切信用していないので利用する事は皆無に等しい。

万一、一時的にCloudサービスを利用したとしても、データ量は少量で必要な作業が完了したら直ぐにCloudサービスからデータを消すようにしている。

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