リンゴはすっかり熟してしまったのか。
アップルの未来に年初から疑問符が付けられた。
理由は世界のスマートフォン市場が停滞に入り込んだ上に、人工知能(AI)時代にアップルの「ワン・モア・シング」が見られないという指摘のため。
アップルの株価が急落した日、サムスンはAIをキーワードに新型「ギャラクシーS24」シリーズの発売を公表した。
投資銀行のバークレイズは2日、アップルに対する株式投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウエート」に引き下げた。
これにより、アップルの株価は前営業日より3.6%下落。
バークレイズのアナリスト、ティム・ロング氏は「iPhone 15の販売台数は依然として暗鬱で、iPhone 16に対する期待感もみられない。今年中国の販売規制が大きな打撃を与える恐れがある」と指摘。
各企業が直ぐに動いたAIに関してもAppleの展望は暗い。
今後の動きは果たして。
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