アップルの「iPhone」と「Apple Watch」のデザイン担当責任者が辞任すると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
関係者らによれば、製品デザイン担当バイスプレジデントのタン・タン氏は来年2月に退社する。
iPhoneとApple Watchは同社にとって中心的なプロダクトであり、昨年の売上高全体の半分余りを占める。
タン氏はアクセサリーのデザインも担当し、ワイヤレスイヤホン「AirPods」の開発の大部分を扱う音響チームも監督していた。
更にタッチスクリーン技術やヘルスセンサー、顔認証システム「フェースID」を監督する上級幹部であるホテリング氏も退社する。
ホテリング氏はスマートフォン「iPhone」、タブレット「iPad」、スマートウオッチ「Apple Watch」のほか、近日発売予定の複合現実(MR)ヘッドセット「Vision Pro」などでアップルの最も複雑かつ重要な技術に携わっていた。
本件に関するAppleからの回答はない。
Appleの重要な人材が立て続けに退社するようですね。
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