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イーロン・マスクがテスラを自動運転で走行する「ロボタクシー」企業に変貌させる野心を抱く中、彼は「自動運転車両に必要なセンサーはカメラだけだ」と主張し、Waymo(ウェイモ)や他の企業が使用するこの分野の標準装備である「LiDAR」センサーの使用を断固として避けている。
簡潔に言うと「テスラの競合はすべてLiDARを採用」している。
マスクは、LiDARを人間の盲腸といった役に立たない臓器になぞらえ、このセンサーを使用する企業は「破滅する」とさえ述べている。
しかし、それにも関わらずテスラは、このハイテク3D画像処理装置を大量に購入していた模様。
LiDARを開発する米企業Luminar(ルミナー)が5月7日の決算発表で、テスラがこのプロダクト(LiDAR)を購入したことが同社の第1四半期の収益の重要な原動力になったことを明らかにした。
ルミナーによると、テスラは同社の第1四半期における最大のLiDAR顧客であり、「四半期の売上高の10%以上を占めた」という。
これは、テスラが今年これまでに数百台のLiDARを購入したことを示唆している。
テスラはこの件に関するコメント要請に応じていない。
何ともマヌケな話である。
イーロン・マスクはテスラ幹部達とドラッグパーティーをしたりと黒い噂(公然の秘密)もある。
だから発言はコロコロ変わるし、イーロン・マスクの過去の発言を含めて司法省が調査しているのである。
やはりイーロン・マスクは単なる資産家であり、経営者には向いていないと言う事である。
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