まずは大口契約を結んだと言われるLenovoのフラッグシップ薄型ノートPC「ThinkPad Z」にRyzen 6000シリーズが採用された。
上記はAMD Ryzen PRO 6860Zを搭載したThinkPad Z13
なんと「ThinkPad Z」は15年ぶりの復活である。
因みに「Ryzen PRO 6860Z」はLenovo専用のSKUである。
他にも大手PCメーカー製のフラッグシップ薄型ノートPCに採用され、順次出荷される模様。
各社のフラッグシップ薄型ノートPCは長らくIntel一辺倒であった。
理由は熱設計を始め、筐体設計のすり合わせが必要であり、工数もコストも必要となるので余程のことが無い限り大手PCメーカーは基本的に設計を変えたがらない。
それが各社のフラッグシップである薄型ノートPCに採用されたという事実は、Intel製CPUよりもRyzen 6000シリーズの性能が(クロック周波数だけではなく、ワットパフォーマンスと言う点でも)大幅に優れている事を示唆している。
これからWindows 11用にノートPCを購入するのであれば、間違いなくRyzen搭載PCをお勧めする。
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