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Renewed in August 24,2017.

ワクチン2回接種後も手強い変異株の「デルタ株」、全国知事会が「日本版ロックダウン検討」を国に要請!

初期の「アルファ型」であれば、1回目の接種から効果があったようだが感染拡大中の「デルタ株」では1回の接種では効果が薄い。

 

その「デルタ株」においては新型コロナワクチンの効果が表れてくるのは「2回目の接種から約2週間後」からとなる。

 

とは言え、新型コロナワクチンの接種を2回完了しても、変異株である「デルタ株」の感染は予防出来ないらしい。

 

2回接種して免疫が出来たあとでも感染するので「ブレークスルー感染」と呼ばれる。

 

ただ「新型コロナワクチンの接種を2回」行っていれば、重症化率は格段に下がるので、ワクチン自体は接種した方が良いのは確実である。

 

それでも問題点がある。

 

ここで厄介なのがワクチンを2回接種した本人は重症化を防ぐことが可能になるが、「デルタ株」に感染した場合は他人へのウイルス拡散に関しては接種していない人と同程度、他人にウイルスをバラ撒いてしまう事にある。

 

つまりワクチン接種を2回行っても、継続して新型コロナウイルスへの対策は必要となる。

 

そして「ファイザー社」からも発信しているし、河野大臣も説明しているが、ブースター接種(3回目の接種)が必要になるのである。

 

ファイザーによるとブースター接種(3回目)により、2回の接種だけと比べてデルタ株に対する抗体が、18~55歳の若年層で5倍、65~85歳の高齢者層で11倍多くなると言う。

 

そしてブースター接種の期間としては「2回の接種完了後、6カ月から12カ月以内に3回目の接種が必要になる可能性が高い」との事。

 

是非とも日本でもブースター接種を行う方向で対処して頂きたい。

 

それでも今現在の政権はワクチン頼みだけであり、それ以外の対策は各都道府県の知事任せである。

 

医師会の「全都道府県に対して一斉に緊急事態宣言を発出すべき」との意見も首相はスルーである。

 

記者が感染拡大の責任論を首相に問うと、のらりくらりとトンチンカンな回答をする始末。

 

確かに現政府の対応は常に後手後手に回っており、国民からの信頼を失っているのも確かである。

 

だからと言って、勝手に行動して本人が感染して苦しい思いをするのは自業自得だが、同居人が居たり密になるようなところに行けば、感染拡大を助長している(他人へ迷惑を掛ける)事になるのだと認識して頂きたい。

 

それと政府が無策すぎる事で、全国知事会から国に対して「日本版ロックダウン検討」を要請するまでに至った。

 

そしてただでさえ厄介な「デルタ株」に加え、更に変異した「ラムダ株」まで国内で発見された。

 

一先ず新型コロナ関連は一区切りとし、2回目の接種時と副反応の様子までは投稿しないと思います。

 

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先週末に新型コロナワクチン接種をしてきた

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