まず最初に前回も書きましたが、本記事のようなメモリの高クロック運用はCPUのメモリコントローラの定格がDDR4-3200なので、メモリではなく、CPUの保証が切れます。
この事は頭に入れておいてください。
組んで直ぐに幾つかの設定を試した結果、この設定にしてみたけどDDR4-3933で安定している模様。
既に1週間ほど稼働させている。
因みにそのままでは3933で安定しなかったので、多少は設定を弄ったが、全然設定は詰められていない。 それでも何とInfinity Fabricは1:1である。
いくら第3世代Ryzenとは言え、もしかして当たりを引いた？ もしくはたまたま現在の構成が上手くかみ合ったか。
まぁ、単なる趣味の一環だし、これ以上は設定を詰める必要もないか。
念の為に書いておきますが、前回も書いた通り、個体差の問題により、同じパーツを使用してもDDR4-3933で動作するとは限りませんので、具体的なパーツ構成については控えさせて頂きます。
因みに単にメモリ速度の速い商品を選択しても、実際に速い動作となるかは別問題です。
例えばDDR4-4000等で動作しても、設定によってはDDR4-3600等のメモリの方が速い場合もあります。
あと高価なメモリを使えばいいと言うものでもありません。
更に言ってしまえば、今回の様にクロックを上げる事だけがメモリの高速化方法ではありません。
この辺りの話が分からない場合は、オーバークロックは止めた方が良いです。
話を戻して、オーバークロックのストレステストについて書いていきます。
メモリベンチマークを走らせても問題なし。
ただメモリベンチで問題が無くてもゲームのように負荷が掛かった際に不安定になる場合があるらしいので、ストレステストとして3DMarkの「Night Raid」でのテストがオススメとあったので、「Night Raid」とついでに「Fire Strike」でのベンチマークも実施した。
どちらのベンチマークも特に問題なく完走し、スコアが表示された。
この際なので「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」もダウンロードして実行してみたよ。 こちらも特に問題なくスコアが表示された。
高負荷テストが目的であり、スコアは関係ないし、興味も無いのでスコアの掲載は割愛します。
それにしても3DMarkなんて20年ぶりくらいにダウンロードしたよ(苦笑) 普段からゲームをしないし、ベンチマークも取らないので、物凄く久し振りに3DMarkの映像を見た。
今回久し振りに実行してみたけど、面白くもなんともなかった。 2000年頃のPC自作では3DMarkを始め、色々とベンチマークを走らせていたけど、当時の方が色々と印象深くて面白かったな。
その3DMarkですが、ダウンロードする際にファイルサイズが6GBもあって驚いた。 いざFirefoxでこれまた久しぶりに窓の杜からダウンロードしてみたら、ダウンロード完了後に「ウイルス混入の疑いあり」の警告が出たよ(汗)
直近ではセーフブラウジングに引っ掛かってFirefoxやChromeではアクセスできない状態もあったそうです。
窓の杜はサーバーでもウイルスチェックされているので、取り敢えず無視してアンチウイルスでチェックしたら引っ掛からなかった。
とは言えベンチマークも巨大だし、ウイルスの警告も出たので「ベンチだけ取って安定性が確認出来たら、後でリカバリすれば良いや」とインストールしました。
冒頭のように問題なく、3DMarkベンチもクリアしたので、リカバリして元に戻しておきました。
ただDDR4-3933では流石に色々と負荷のかかる設定なので、トラブルは一切発生していないが常用するのは怖いな。
メモリベンチマークを取得した結果、メモリパフォーマンスは大して変わらなかったのでマージンを多くとってクロックを数段下げるか、もしくは定格のDDR4-3200まで落とすか迷う所ですね。
前回も書いているけど、大したことをしない環境にオーバークロックメモリは不要なのである。
もしかしたら勿体ないと言う言葉を頂く場合もあるかも知れない(苦笑)
しかしながら、あくまで「自己満足として趣味でやってみたかった」と言うだけなので、パフォーマンス的には定格のDDR4-3200で間に合っているのである(笑)
取り敢えず、久々に自作を楽しんだ感じがして面白かったよ。
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