Thunderbirdの度重なる仕様変更により再びアドオンが利用できなくなった

Thunderbird 78(以下、TB78)の仕様変更でまたもアドオンが使えなくなった。

折角愛用していた「ReplyWithHeader 2.2.1」がTB68に対応して正式リリースしたばかりだと言うのに、これも使えなくなりました。

正確には「ReplyWithHeader 2.2.1」をインストールは出来るけど、動作はしないと言う事になります。

理由はTB68にアップデートした際に“WebExtensions”に仕様変更して大混乱したのに、今回のメジャーアップデートで“MailExtensions”準拠のアドオンでないと利用できなくなったからだ。

TB68系に移行した際に仕様変更して開発者やユーザーを困らせたのに何故メジャーアップデート1回で更に仕様変更しているんだよ。

調べてみると今回導入された“MailExtensions”は“WebExtensions”の機能拡張版らしい。
いくら拡張版だからと言っても“WebExtensions”との互換性がなければアドオンは使えない訳で、ユーザーも開発者も付いてこないぞ。

ようやくTB68に対応したアドオンが増えてきたと思ったら、また作り直しでは開発者のやる気がそがれるよね。

一応「ReplyWithHeader 2.2.1」の作者には前回同様、要望を出しておきましたが未だ回答はありません。

こんなに頻繁に仕様が変わるのでは、開発者の苦労がハンパないと思いますので、期待しない方が良いかもしれません。

これからのThunderbird(TB78以降)に関しては、アドオンを一切使用せずの環境で利用した方が良いのかも知れません。

追記：Thunderbird 91対応「ReplyWithHeader v2.4.0」がリリース！ (2021.10.03)
Thunderbird 91対応「ReplyWithHeader v2.4.0」がリリース！

※関連情報
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