表紙に釣られて「DOS/V POWER REPORT 2019秋」を読んでみた。
一冊丸ごと第3世代Ryzen特集でした。
普段ならIntelからの制約があるのか、性能が悪くても「Intelはこれだけ凄いんだよ」みたいな特集ばかりなのに、今回は全く違った。
もちろん、Ryzenの不向きな面も書いてあったから一応は現状を正しく表しているのかなと判断した。
最近発表された「Core i9-9980XE」なんて、コアは「Cascade Lake」のリフレッシュ版だから、もう長い事「Cascade Lake」を引っ張っている。
発表とは言うものの、プレスリリースなどは出さずに製品情報だけを公開するいわゆるサイレントローンチだし。
なんでIntel製品の特にCPUは性能も上がらずに古いアーキテクチャを使いまわしたリネーム品なのに叩かれないんだろうね。
他社のGPUなんかでは直ぐに叩かれるのに。
もう少し言うとカテゴリーが異なるから一概には言えないけど、その最新の「Core i9-9980XE」だってPCIeはGen.3までだし、メモリもDDR4-2933までの対応とAMDのメインストリームにも負けているよ?
「Ryzen Threadripper」の対抗馬として「Core i9-9980XE」を出したようだけど、既にAMDは現時点のRyzenでPCIeはGen.4対応で、メモリはDDR4-4133まで対応しているんですけど。
面白そうだから第3世代の「Ryzen Threadripper」のスペックを早く見てみたいね。