Amazonは2018年に「Appleの公式ストアフロント」を確立し、Apple未認定の再販業者をマーケットプレイス上から締め出すなど、両社の結びつきは強固なものとなっている。
新たに「AppleはAmazonと密約を交わし、検索結果や製品ページに表示される『競合他社のジャンク広告』を減らす大規模な優遇措置を受けている」と報じられた。
2023年9月、アメリカの連邦取引委員会(FTC)が「違法行為により競争を妨害し独占力を行使して価格をつり上げた」としてAmazonを提訴している。
Business Insiderのレポートによると「iPhone」や「iPad」といったApple製品の検索結果や製品ページでは、広告やオススメされる競合他社製品の少ない「クリーンなエクスペリエンス」が提供されている。
Amazonの検索欄に「iphone」と入力して検索
一番上に表示される広告はiPhoneやApple公式の電源アダプタのもの
Amazonの検索欄に「microsoft surface」と入力して検索
一番上にはAppleのiPadの広告が表示される
どうやらAppleのみの優遇措置のようです。
過去にもAppleはAmazonとだけ「手数料を半額にする密約」を交わしていた模様。
最近はiPhoneの優位性も揺らいでいますし、いつまで続けるのか。
呆れるばかりである。
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AppleはAmazonと密約を交わし検索結果や製品ページの邪魔な広告を排除する「大規模な優遇措置」を受けていると報じられる
AppleはAmazonとだけ「手数料を半額にする密約」を交わしていたことが判明