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「墓穴を掘った」テスラ


TeslaのEV:サイバートラック

米国の自動車メーカーであるテスラは、新型EVのサイバートラックの量産体制構築に苦戦し、納車延期が続いていることからイーロン・マスクCEOは自ら「墓穴を掘った」と語った。

サイバートラックは2019年の発表当時、2021年の納車開始を予定していた。
今年7月に入り、ようやく生産を開始したが、購入希望者はまだ注文することができず、予約金をテスラに預けている段階。

セダンのモデル3やSUVのモデルYなど、世界的に人気のあるEVをできるだけ効率的に大量生産することに注力してきたテスラ。

だが、中国でEV競争をしたらコストの安い中国車に軍配が上がる。
それにより、テスラも値下げを余儀なくされている。

しかし中国には今や「EV墓場」と呼ばれる場所が幾つも出来ている。


浙江省杭州市の郊外にある「EV墓場」

そのような折、三菱自動車が中国からの撤退を決めた。

アメリカでもEVからハイブリッド/ガソリン車への回帰機運が高まっている状態なのに採算なんてとれるのだろうか。

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