メルセデス・ベンツのEV=ミュンヘン(共同)
欧州の主要自動車メーカーの2023年通期決算で、電気自動車(EV)の失速ぶりが鮮明となった。
EVに注力してきた欧州勢だが、ドイツが財源の問題から昨年12月に補助金を打ち切るなどEV支援の見直しが相次いだ。
中国市場でも苦戦を強いられている。
これに対し、日本メーカーはハイブリッド(HV)車を中心に好調さが目立つ。
直近の数字でもHVは好調だ。
メーカー別では米EV大手テスラが15.2%増だったが、これを上回る勢いだったのが日本メーカーだ。
欧州各社はHVで市場を席巻するトヨタ自動車に対抗する狙いもあってEVシフトを加速させたが、戦略変更を余儀なくされている。
邪な考えでリーダーシップを取ろうとするから、こんな結果になるんですよ。
しかもEVに不都合な真実は伏せて推進したりするものだから世間一般のユーザーは勘違いしてばかり。
【今のEVに関するデメリット】
・インフラの整備が整っていない
・航続距離が短すぎる
・車両火災が起きた場合、消火にとんでもない時間が掛かり廃車になる
・小型車にしてもバッテリーが極端に重いから、道路の劣化を早めて増税に繋がる
アーリーアダプターに渡りきってからは販売数も鈍化。
そしてアーリーアダプターによってEVがどんなものなのかがハッキリした。
そして現在起きているのはHVや純ガソリン車への回帰である。
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