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「資格確認書」交付で約240億円コスト増!?



民意に反して二階氏は「健康保険証は廃止する」とハッキリと明言した。

上記の画像にあるようにマイナ保険証を持たない人に交付される「資格確認書」だが、税金を約240億円投入して実際は現行の保険証と変わりないものである。
ハッキリ言って税金の無駄遣いである。

マイナ保険証の精査も自治体に丸投げで適切な指示や基準すら示していない。

以前も書いたが、現在の健康保険証廃止の影響は既に出ていて、かかりつけ医の廃業が続いている。
どれも国民にとって負の影響しか与えない。

現在の健康保険証を継続するというのは必須であり、廃止したら現場や国民は大混乱に陥る。
少なくともシステムがまともに作られていない現状で健康保険証の廃止は愚策でしかない。

元を辿れば曰く付きの保険証に対応していない住基ネットシステムがベースなのだからトラブルは必然である。
恐らく保険証の仕組みが崩壊するだろう。

因みにマイナ保険証を持っている人でも、かかりつけ医からは「忘れたと言ってくれれば問題ない」として現行の健康保険証でも対応している。
勿論マイナ保険証に抵抗を感じないのであれば、それは個人の自由である。

やるなら現在の健康保険証も使える状態にしておき、マイナ保険証にトラブルが発生した時用に仕組みの異なるものを用意すべきである。

直近でも「日本人は外圧が無いと変われない」と言われている。
皆さんも一度考えてみてはいかがだろうか。

※関連情報
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