AMDは第4世代EPYC「Genoa」を「EPYC 9004シリーズ」として発表、同時に既に出荷も開始している。
第3世代EPYCと比較してもコア数が大幅に増加し、96コア/192スレッドとなる。
IntelもHPC向けに「Xeon Max」を発表したが、出荷自体は2023年になる。
この差は大きいと思われる。
更にAMDは第4世代EPYC「Genoa」の派生品として、以下の製品投入を予定している。
■2023年上期(1~6月)予定
・Bergamo:「Zen 4Cアーキテクチャ」を採用したスケーラビリティ重視の製品 (クラウドサービス向け)
・Genoa-X:今回発表された製品をベースに「3D V-Cache」を搭載したもの (L3キャッシュが大量に必要なアプリ向け)
■2023年下期(7~12月)予定
・Siena:消費電力当たりのパフォーマンスを重視したCPU (エッジコンピューティング用サーバ/通信機器向け)
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