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テスラで人事トップが退社、幹部の流出も相次ぐ


Photographer: Brandon Bell/Getty Images

テスラの人事部門トップ、アリー・アレバロ氏が会社を去った。

アレバロ氏はイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)直属の幹部だった。
リンクトインのプロフィルによると、テスラには約6年勤務し、2023年2月から人事トップを務めていた。

同社が組織全体で人員削減を進める中、幹部の流出も相次いでいる。

更にイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が進めるコスト削減で、新たな犠牲者が出た。夏季インターンである。

テスラはインターンシップ開始予定の数週間前に採用を取り消した。

マスク氏の考えに詳しい関係者によると、同氏の人員整理の決断の背景にあるのは、EV販売の低迷や、次世代の自動運転車「ロボタクシー」という夢への多額の出費。

ブルームバーグの報道によれば、マスク氏は先日発表した10%の人員削減では止まらず、20%の人員削減を目指している模様。

幹部を含めた人材流出も続いている様子。
いよいよ、テスラも本当の意味での終焉が近いか?

追記:成長の終焉か「5つの数字」で見るテスラの栄枯盛衰(2024.05.06)
成長の終焉か「5つの数字」で見るテスラの栄枯盛衰

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