Microsoftによる今月の定例アップデート適用して再起動した直後に「メモリ整合性エラー」が発生した。
確認した環境はWindows 11 Pro 21H2です。
画像の通りですが、「このデバイスドライバーを読み込めません」と表示された。
良く見てみると「ssgdio64.sys」が脆弱性のあるドライバーとして認識され、読み込めない様子。
この「ssgdio64.sys」は有名なソフトである「Thaiphoon Burner」で使用されるものである。
取り合えず無視して「Thaiphoon Burner」を実行すると、ソフトは起動するがメモリデータを読み込めずエラーとなる。
これは最新版の「Thaiphoon Burner 17.0.0.1 Beta 9」でも同じ。
■ssgdio64.sysの削除方法
・管理者モードでWindowsターミナルを起動
・sc delete ssgdio を実行
・ %WINDIR%¥SysWOW64¥drivers¥ssgdio64.sys を削除
・これで再起動してもエラーは発生しなくなる。
※但し、再びThaiphoon Burnerを実行するとssgdio64.sysが作られて同じエラーを繰り返すので注意。
滅多に使用するものでは無いが、アップデートでエラーが解消されることを祈る。
後日時間の空いた際にセキュリティー設定を変更したりしてみます。
変更方法のキッカケも見つけたので。
追伸:2022.11.17
11月の定例アップデートを適用前の環境でも試してみた。
WIndows 11 Pro(21H2)でThaiphoon Burnerを起動すると、すんなりと起動した。
今回のssgdio64.sysによる「メモリ整合性エラー」は発生しなかった。
案の定Windows Updateを実行してみると、見事にメモリ整合性エラーで弾かれた。
※関連情報
今日は毎月恒例「Windows Update」の日