今回のリリースは、10件の脆弱性に対処したセキュリティアップデート。
内容の多くは解放後メモリ利用(Use after free)で、一般的にこのタイプの脆弱性はプログラムの異常終了や任意コードの実行につながる可能性がある。
少し前に話題なった「Google Chrome」がメモリの大量食いを止めると言う話が、皮肉にも脆弱性に繋がった訳だ。
ヒープバッファーのオーバーフローも比較的重大な問題を引き起こすことがあるので有名である。
一先ずデスクトップ向けのWindows版のみリリースされ、Mac/Linux環境には順次展開される模様。
詳細については下記記事をご覧ください。
※関連情報
「Google Chrome」に致命的な脆弱性 ~セキュリティアップデートがリリース/Windows環境はv110.0.5481.177/.178、Mac/Linux環境にはv110.0.5481.177が順次展開