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Firefoxが「フィンガープリント採取」もブロックしてくれていた

私が使用しているメインブラウザは以前も書いたようにFirefoxである。
しかもFirefox初期から使用している。

Chromeなどには浮気せずに、Firefox一筋である。
そして現在の最新版は「Firefox 92.0」となる。

本題に入るが、Mozillaは「Firefox 69」から「ETP(Enhanced Tracking Protection)」と言われるCookieプロテクション機能を搭載し、デフォルトで有効化している。
分かりやすく書くと「プライバシー保護機能」である。

ETPの機能自体はもっと前のバージョンから搭載していたが、Firefox 69より前のバージョンではデフォルトでは無効化されていた。

このETPに関しては段階的に機能強化が図られており、現在は保護能力強化はもちろん、ETPがどの程度ブロックしているのかを可視化できるようになっている。

■可視化可能な機能
ソーシャルメディアトラッカー
・クロスサイトトラッキング Cookie
・フィンガープリント採取
・暗号通貨マイニング

 

■可視化の手順
1)ブラウザのURL入力フォームの左側にある「盾」アイコンをクリック
2)「プライバシー保護ダッシュボード」をクリックする

可視化の状況を見ているのは結構面白い。
可視化すると、こんな感じで表示されます。


直近の一週間で5625個のトラッカーをブロックしている。

画像を見ると約5か月で77,000個のトラッカーをブロックしていることが分かる。

何故期間が短いかと言うと長期間にわたりリフレッシュをしていなかったので、一度今年の3月にブラウザをリフレッシュした為である。

基本的に「クロスサイトトラッキング Cookie」がダントツで多いが、次に「ソーシャルメディアトラッカー」が少しと言った程度だった。

今までは・・・・。

Firefox 92」へのアップデート前に一度確認してみるかと「プライバシー保護ダッシュボード」を確認し見た結果・・・・。

既に上記の画像で気付いた方がいらっしゃるかも知れませんが、「フィンガープリント採取」が1件ブロックされていた(汗)


見ての通り「フィンガープリント採取」が1件ブロックされている。

「プライバシー保護ダッシュボード」は割と頻繁に見ているので、直近の2週間のうちに遭遇した模様。

今月の1日には「フィンガープリント採取」は無かったので。

もちろん「Firefox 92」にアップデートしてもデータは引き継ぐので、改めて「プライバシー保護ダッシュボード」を確認すると同じ状態が表示される。

長年使い続けていて初めてだよ「フィンガープリント採取」に遭遇したのは。
これを見た瞬間、Firefoxをメインで使用していて良かったと心底思いました。

上記ではサラッと書いてあるけど「クロスサイトトラッキング Cookie」のブロックもかなり有効なものですよ。

因みに「暗号通貨マイニング」には遭遇していない模様。

シェアが少ないとはいえ、貴重なブラウザなので無理強いはしないが、出来れば使用してみてもらいたい。

因みにサブブラウザは滅多に使用する事は無く、「eーTax」利用の際に「Edge」を使用している。
そんな理由なので、Edgeの出番は皆無に等しい。

とは言え、基本的にはFirefoxで不都合な事は無いし、機能的にも満足している。

更に「e-Tax」もEdgeで可能なので、この2種以外の他のブラウザは一切インストールしていない。

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