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Firefoxは既に「Windows 11の妨害回避」機能を標準搭載している

この手の話に詳しい方なら、Windows 11がEdge以外のブラウザーを「既定のブラウザー」に設定しようとするとかなり面倒な手順を踏まなければならない事はご存じだろう。

約1か月ほど前にテストした記事が「Gigazine」にある。

8月の時点でFirefoxChromeOperaVivaldi・Braveで試した記事が関連情報の上側に掲載しているリンク。

その中で正しく設定できたのは唯一、Firefoxのみだったとのこと。

この理由は、その下の直近に公開されたリンクに書いてあるが、Firefoxは最新版のv92の一つ前のバージョンであるv91から「Windows 11」の妨害をEdgeと同じ方法を用いて回避していた。

つまり、Firefoxは他のブラウザに先駆けて一早くMicrosoftの「Windows 11における規定ブラウザをEdgeに集約したい」という意図を回避して「Windows 11」に対してワンクリックで「既定のブラウザー」に変更可能と完全対応していたのである。

先月の記事で「Firefoxのみ正常動作した」と言うのを目にした際に"良くやった"と思ったものだ。

と同時に、またMicrosoftは小賢しい手を使ってきたなとも感じた。
Microsoftは、また独禁法に抵触するのではないだろうか?

他のブラウザも追随してくるだろうが、Firefoxの「Windows 11」への対応の早さ、その対応手法、手際の良さには驚いた。

やはり、Firefoxを使用していて良かった。

とは言え、他のブラウザが追随しなかったらMicrosoftに対して訴訟が起きそうではあるが。

訴訟も必要ではあるだろうが、Firefoxの様に他者が気付かないうちにサラッと対応しておくと言うしたたかさも必要かと。

 

※関連情報
Windows 11では規定のブラウザを変更するのが面倒くさくなっている、初回のブラウザ起動が一括設定のラストチャンス (Gigazine) 注:但しFirefoxのみ、後からでも正常動作可能

FirefoxがWindowsの妨害をすり抜けて「既定のブラウザー」をワンクリックで設定できるように改善 (Gigazine)

Firefoxが「フィンガープリント採取」もブロックしてくれていた 

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