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Re:August 24,2017. 1999-2023.

Microsoft Edge、スリーピングタブ機能で高速化:Chromeからの移行推奨

ご存じの通り、Google ChromeGoogleが作成したブラウザである。

 

そして現在のMicrosoft EdgeChromiumベースである。

 

そのMicrosoftChromiumに対してかなりの貢献をしている。

 

更に機能の組み込みや最適化はGoogleよりもMicrosoftの方が早い。

 

その多大なるMicrosoftからの恩恵でGoogle Chromeもようやくメモリ消費量の削減が出来た。

 

EdgeのベースはChromiumだが、Google Chromeには無い機能を次々と搭載し、最早別物と言っていいだろう。

 

今回も独自機能として「スリーピングタブ機能」を搭載して高速化に成功している。

 

しかもMicrosoft EdgeGoogle Chromeのアドオン(拡張機能)を使用可能である。

 

そして各種ブラウザのサードハーティーCookieのブロックにより、Cookieの代替としてGoogleが推進しているGoogleの広告技術「FLoC」がある。

 

これがすこぶる評判が悪い。

私も内容を読んだときには嫌悪感を抱いたほどである。

 

この「FLoC」であるが、Google Chrome以外には搭載されない風向きである。

 

ChromiumをベースとしたMicrosoft Edgeすらも「FLoC」を無効化。

 

更には「Firefox」をはじめ、「Brave」や「Vivaldi」も「FLoC」は使わないと明言している。

 

既にご存じだと思うが、Windows 10 20H2からはMicrosoft Edge(Chromiumベース)が標準で搭載されている。

 

そしてこれには批判の多い「FLoC」は無効化されている。

 

これが何を意味するのか・・・

 

つまり、オプトアウトすら出来ない広告技術の「FLoC」を使用したいユーザーなどいるのだろうか。

 

端的に書いてしまうと、既にGoogle Chromeは不要であり、Microsoft Edgeさえあれば困らないのである。

 

と言うよりも、今後はリテラシーの高いユーザーはGoogle Chromeから離れていくのではないかと思われる。

 

個人的にはどうしてもGoogle Chromeが好きになれず、先ほども書いた通りMicrosoft Edgeは既に別物であり好感が持てる。

 

もちろん私としてはメインブラウザはFirefox Quantumだが、必要な時はサブとしてMicrosoft Edgeを使用している。

 

Microsoft Edgeはもちろん「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」対応である。

 

ブラウザのシェアも変わりつつあるようなので、今後の動向を見守りたい。

 

出来れば現在のGoogle Chromeのシェアの半分はMicrosoft Edgeに奪取して頂きたい(ぉ

 

ただ時間は掛かるかもしれないが、既にその兆候がみられる。

 

しかしながらMicrosoft Edgeの普及が進むとIEの時と同様の抱き合わせ商法と言われる可能性もある。

 

とは言え、Chromiumベースなので今回は責められる事は無いのかも知れない。

 

いずれにせよ、推移を見守る事としよう。

 

※関連情報 マイクロソフトの「Edge」、スリーピングタブ機能で高速化

 

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Googleが進める代替技術「FLoC」が問題視されている理由とは?

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