「Microsoft Office」が「LibreOffice」の標準フォーマットを正式にサポートするという事は、共にソフトウェアの互換性が今までよりも高まるのではないかと推測される。
「LibreOffice」とは基本的に無償での利用が可能です。
教育機関や仕事での利用には手厚いサポートの付いた「LibreOffice Enterprise」を強くお勧めします。
「LibreOffice」について、もう少し分かりやすく書くと「OpenOffice」が「Oracle」に買収された際に主要開発者たちが反発して「OpenOffice」から脱退、「LibreOffice」として新規に立ち上げたプロジェクトです。
主要開発メンバーが抜けた事で「OpenOffice」の開発やバグ修正は滞っており、何年も放置されることが常態化しています。
「OpenOffice」を使ってみようと思った人は、バグや脆弱性が見つかった際の対応も早く、安定性を重視した「安定版」と「先行開発版」のある「LibreOffice」の使用を強くお勧めします。
個人的に使用しているのは家族揃って「LibreOffice」なので、実にいい傾向ですね。
これをキッカケとして「LibreOffice」を支援してくれるスポンサーが増えてくれると良いのですが・・・。
※関連情報
「Microsoft Office」が「ODF 1.3」対応へ ~「LibreOffice」でも扱えるオープンなファイル形式/次期永続版「Office 2021」でもサポート
LibreOffice 公式サイト
ビジネス利用の為のLibreOffice:LibreOffice Enterprise (公式サイト)