LibreOfficeとは無償で利用可能なオフィススイートである。
LibreOfficeは最も活発に開発されている自由・オープンソースソフトオフィススイートであり、直系の後継であるApache OpenOffice開発と比較すると活動の活発さは約50倍にも匹敵する。
その為、LibreOfficeは脆弱性対応も早く、機能の安定化、新機能のテスト(開発版)も積極的に行っている。
更には「Microsoft Office」が「LibreOffice」の標準フォーマットを正式にサポートしている。
このアドバンテージは大きいと思う。
LibreOfficeは、Microsoft Windows、macOS、LinuxやモバイルのAndroid、iOSといった多様なプラットフォームの利用に加え、オンライン上で利用できるLibreOffice Onlineも用意されている。
何故か知名度は「OpenOffice」の方が高いようだが、「OpenOffice」がOracleに買収された際にOpenOfficeを立ち上げた主要メンバーがゴッソリと抜け、LibreOfficeを立ち上げた。
その影響でOpenOfficeの開発者がいなくなり、現在ではApacheがOracleから引き継いで管理(正式名称はApache OpenOffice)している。
個人での利用ならLibreOfficeで十分であり、私もリアルタイムで経緯を体験して知っているからLibreOfficeリリースと同時に利用している。
公式サイトのダウンロードを選択すると下記画面になる。
2つ並んでいるうち「LibreOffice 24.2.0」はアーリーアダプター向けの物なので、普段使いするならStable(安定版)である「LibreOffice 7.6.5」をダウンロードしよう。
下側のLibreOffice 7.6.5が安定版となる。
ダウンロードページはこちら
我が家で利用するオフィススイートはLibreOfficeで統一している。
わざわざMicrosoft Officeを購入する必要は全くない。
無駄にお金を掛ける必要もないし、上記のようにアップデートも頻繁なので安心して利用できるから。
因みにApache OpenOfficeは更新頻度が極端に低く、脆弱性の対応を含め開発自体が非常に遅く、お勧めは全くできない。
※関連情報
LibreOffice ダウンロード先(公式サイト)
LibreOffice 公式サイト
「Microsoft Office」が「LibreOffice」の標準フォーマットをサポート