この記事を見て思ったのは「まだあったんだ、OpenOffice」でした(笑)
紆余曲折を経てApacheが管理している「OpenOffice」ですが、Oracleに買収された際に開発者の不満が爆発し、主要開発者達は「LibreOffice」を立ち上げて、そちらに流れた経緯があります。
LibreOffice立ち上げ時から、私はLibreOfficeを使用しています。 現在も安定版の最新版を利用しています。
以下「Apache OpenOffice (通称:OpenOffice)」に関するWikiからの抜粋情報です。
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Apache OpenOfficeプロジェクトは、プロジェクト存続に必要な開発者を確保できない状況が慢性的に続いている。
2015年1月には、開発者がおらずソースコードの追加、修正もできない状況が報告された。
これにより開発の遅延も恒常化しており、脆弱性の修正にも迅速に対応できない状況にも陥っている。
2016年9月1日には、プロジェクト終了の提案がなされている。
ソフトウェアのダウンロードについても2013年がピークとなり1日あたりの平均ダウンロード数は14万8000弱あったが、2019年第2四半期には5万未満まで落ち込んでいる。
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上記のように「OpenOffice」の方が有名でも、メジャーアップデートも2014年以降は止まっているし、バグフィックスすらまともに出来ていない。
「OpenOffice」には開発者が居ないのだから当然だよね。
その点「OpenOffice」の主要開発者が移籍して立ち上げた「LibreOffice」はアップデートも頻繁に行われていますし、安定性も抜群です。
本サイトのお勧めリンクにも「LibreOffice」へのリンクは立ち上げ当初から張ってあります。
それにしても現在もアップデートの止まっている「OpenOffice」が人気というのは驚きました。
最早バグフィックスを含め、開発の継続すらままならないソフトウェアなのに人気があるとは正気の沙汰とは思えません。
情報弱者が多いのでしょうか。
「OpenOffice」を使うくらいなら、確実に「LibreOffice」の方がお勧めです。
「OpenOffice」利用者は素直に「LibreOffice」に移行しましょう。
LibreOfficeはもっと大々的にアピールしてもいいと思うんだけどな。
※関連情報 TDF、「LibreOffice 7.0.3」をリリース ~フリーのオフィス統合環境/90件以上の不具合が修正され、安定性が向上 「Apache OpenOffice」から「LibreOffice」への移行を ~TDFが公開書簡