Windows 10はSSDに対応しており、適切にSSDをデフラグする。
しかし今回の不具合の内容は、この機能に問題があり、SSDがデフラグされても最新実行日が記録されずにシステム的には「未実行」のままとなる事。
この影響で、起動や再起動の度にデフラグが実行される事になる。
つまり、Windowsを起動するたびにデフラグが実行される事により、SSDへの負担が激増し、SSDの寿命が著しく減少してしまうのである。
気付かないまま使用を続けると、結果としてSSDが書き替え寿命を迎え、使用不能となる。
リリースされて随分経過するのに、まだ不具合は解消されていない模様。
既に2004にアップデートしてしまった方の一時的な回避策としては、修正パッチが提供されるまでデフラグを停止させておく事。
個人的には手持ちのPC4台全てがSSDを搭載しているので「Windows 10 2004で記憶域スペースが“未割り当て”になる不具合」と同レベルの脅威である。
こんな状況では、とてもではないが2004へのアップデートは出来ない。
このままでは本当に次の大型アップデート(20H2)が来てしまう・・・。
ただ20H2は通常と異なり、H1と同規模なアップデートと言う記事を、かなり以前に見た記憶がある。
となると、2004(20H1)が来ても、可能な限り更新を引っ張って、1909を使い続けた方が良いかな。
幸い使用しているWindows 10は全てProエディションなので、可能な限り先延ばしにしよう。
そして頃合いを見て影響の少ない環境から徐々に移行していこうと思う。
当然ながら、メイン環境は一番最後である。
※関連情報 Windows 10の最新バグでSSDが死ぬかも