以前の大型アップデートでは考えられないくらいの致命的な不具合が大きい22H2だが、テストとして仮想マシンに適用してみた。
ただ適用後に様々な不具合が発生し、影響する環境への22H2のアップデートは一時停止となった。
結果を言うと"良くこのレベルで22H2をリリースしたな"と思えるほどで、まるでベータ版の前段階であるデベロッパー版を使用しているような状態である。
今回は被害の一番少ない仮想マシンへの適用なので、プリンター関連の不具合も含めて致命的な不具合もほとんど影響はない。
なのでWindows Updateで再びセーフガードが外れるまでは適用しない方が良いだろう。
とは言え、仮想マシンでも特有の不具合はある。
"Windows 11 21H2"では今まで問題のなかったHYPER-VやAMD-Vが有効にならない。
パフォーマンスもイマイチ。
ただ仮想マシン特有の問題の方は、仮想マシンのアップデートがリリースされれば解決すると思われる。
ともかく現状では少なくとも"Windows 11 22H2"は実運用に耐えるOSではない事が分かった。
実環境である他のマシン(全てWindows 11 Pro 21H2)への水平展開は安定するまで暫く現状の21H2のままとする事とした。
※関連情報
「Windows 11 バージョン 22H2」にプリンター関連のトラブル、影響する環境へのアップグレード提供を一時停止
「Windows 11 2022 Update」の不具合まとめ【9月30日更新】