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【SHEIN・Temu】商品から有害物質続々、“がん”リスクも



中国ECサイトの「SHEIN」「Temu」「AliExpress」で販売されている商品の一部から、基準値を大幅に上回る有害物質が検出されたことが明らかになった。

このうち、SHEIN製の靴の1足には、プラスチックの柔軟性を高める「フタル酸エステル」が、基準値の229倍含まれていることが判明。

また、SHEINで販売されている帽子からは、住宅建材でよく使用される「ホルムアルデヒド」が、基準値の2倍検出されたことも明らかに。

さらに、マニキュア液2瓶からは、肝臓に有害な影響をもたらし得る「ジオキサン」が、基準値の3.6倍以上検出されたほか、「メタノール」も基準値の1.4倍検出された。

加えて、Temu製のサンダルの中敷きからは、基準値の11倍を超える「鉛」が検出されたとのこと。

衣類のシワ防止加工に使われる「ホルムアルデヒド」には発がん性や皮膚刺激作用が知られていますし、玩具のプラスチックに含まれる耐久性や柔軟性を高める「フタル酸」は乳がんや注意欠陥・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害などの精神神経疾患、肥満・2型糖尿病などの成人病の発症に関連していると言われている。

中国ECサイトの商品から基準値を超える有害物質が見つかる問題をめぐってEU欧州連合)は、2024年4月に有害製品から消費者を保護する措置を含めて、SHEINを規制対象に指定している。

今回の情報元でも「AliExpress」についての詳細については言及していない。

やはりと言いますか、ある意味では中国企業らしいですね。
とは言え、注意が必要な案件です。

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