インドネシア政府が2024年10月25日に、AppleによるiPhone 16の販売を法的に禁止しているとの声明を発表。
理由について、当局は「Appleが事前に約束した最低40%の現地調達率を現地法人のアップル・インドネシアが満たしていないため、国内で販売できない」と説明。
Kemenperin: iPhone 16 Belum Bersertifikat TKDN, Tidak Boleh Diperjualbelikan di Indonesia
https://www.kemenperin.go.id/artikel/25337/iPhone-16-Belum-Bersertifikat-TKDN,-Tidak-Boleh-Diperjualbelikan-di-Indonesia
インドネシア工業省は10月25日の声明で、AppleがiPhone 16の販売に関する承認を取得していないため、iPhone 16の流通は違法であるとも。
禁止されているのはiPhone 16の販売で、国内への持ち込みは違法ではない。
とはいえ、このルートで入手するには多額の税金を支払わなければならないため、次期iPhoneを購入したいインドネシアのユーザーにとっては厳しい模様。
テクノロジーに慣れ親しんだ若年人口の増加と経済的成長が見込まれているインドネシア市場でのつまずきは、Appleにとって手痛い損失となる。
Appleにとって損失でも、事前約束を履行していないApple側の責任なので自業自得かと。
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