2024年8月1日に日産とホンダは、都内で会見を行い、戦略的パートナーシップの検討進捗に関する共同会見を行った。
日産とホンダが7月31日に開いた記者会見で「まずは、モーターとインバーターを共有します」と両社の社長がそう言い切った。
ホンダのエンジンといえば、可変バルブタイミング・リフト機構「VTEC」に憧れたホンダファンが古くから現在まで多く存在する。
私もその一人である。
ホンダのハイブリッドシステム「e:HEV」は興味が無い。
走り始めの僅かだが、アクセル開度と車速がマッチしていないので、運転しているドライバーが酔ってしまうから。
改良の度に試乗しているが、少なくとも現行の「e:HEV」でも、私の場合は試乗すると完全に酔う。
今回のパワートレイン共通化の件でハッキリした。
今のホンダの社長は間違った方向に進んでいる。
社長交代は必須であり、急務である。
そして車両開発陣には女性も半数程度入れて、現実味のある装備と価格設定が必要。
これはWR-Vが良い例である。
WR-Vは開発陣の男女比が50:50で開発されている。
男性ばかりだと何でも詰め込み過ぎて価格が上昇するばかりになるからである。
そしてその結果はWR-Vの売れ行きにシッカリと反映されている。
現行FITも9月に一部改良モデルとしてリニューアルされるが、内装が変わるのと価格が下げられる。
最初から、この価格とラインナップでFITを販売していれば少しは売れ行きが違ったかもしれない。
ただ現行FIT(FIT4)のデザインはRSを含めて丸すぎて話にならない。
よって現在所有しているFIT3 RS(GK5)を乗り続け、FIT4には乗り換えるつもりは全くない。
FITは海外ではJAZZとしてGK5も併売している。
更にはFIT4に関してもエアロの大幅変更や、無限モデルすら用意されている。
国内ホンダの考え方が変わらない限り、海外モデルを参考に国内で生産するか全て輸入にするかして欲しい。
海外勢のホンダ車を欲しがる国内ホンダ車ユーザーは多い。
主にデザインが良いからである。
願わくば、1.5Lの5ナンバーサイズで、FITタイプRを望む。
当然ガソリン車でである。
ホンダは元々、売り方が下手だからな。
そこも心配の種である。
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