[拡大画像]
Windows 11向けの累積更新プログラム「KB5035853」をリリースしたあと、様々な不具合が報告されている。
詳細は先日のエントリを参照。
さらっと、おさらい。
【ブルースクリーン(BSoD)以外の問題】
・AMDベースのLenovoデバイスでBitlockerコードを要求する無限ループが発生
・パフォーマンスの大幅な低下
・起動速度が遅くなった
・メモリー管理エラーが発生
・Windows 11をまったく起動できない
この中の「パフォーマンスの大幅な低下」に遭遇した。
言葉で書くと大した事の内容に思えるが、実際に遭遇して「その重大さ」が身に染みてわかった。
なんと、「フリーズしたかのようなパフォーマンスの激重」に見舞われた。
フリーズしたのか? と思って暫く待つとかなり経過してからマウスカーソルが動く。
ただ直ぐに、またフリーズする。
エラー表示も何もない。
これはヤバイと感じ、どうにかキーボード操作で該当マシンを一度シャットダウン。
そして再起動すると、元のパフォーマンスに戻った。
直ぐに3月のパッチ「KB5035853」をアンインストールし、Windows Updateを停止させた。
既に4月のパッチ向けのCパッチ(プレビューリリース)である「KB5035942」が公開されているが、肝心の「KB5035853」の不具合修正に関する記述が無い。
Microsoftには、新機能を盛り込む前に深刻なパッチ「KB5035853」の修正を明確にして欲しい。
※関連情報
Windows 11「KB5035853」適用で起動不良やBSoDが急増!