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22H2 断続的なフリーズを検証:原因特定

以前から書いていたWindows 11 22H2での断続的なフリーズ。

ここで言う"断続的なフリーズ"とは、デスクトップ上のアイコンが一部を除き、一時的にクリック出来なくなる現象の事。

Windows標準のエクスプローラーの動作が怪しいのは分かっていた。

Microsoftも頻繁にエクスプローラー周りの機能追加をしているし。
ついでに書いておくと、以前も少し触れたが日本語変換も動作が怪しかったりする。

大まかな推測は出来ていたので、まずは常駐アプリとして「メモリ最適化」が可能なアプリを仕込んでおいた。

検証としてメインPC(Ryzen 9 5900X , Radeon RX 6800XT , メモリ32GB , TPM2.0ハードウェアモジュール搭載 , 4Kモニター)を用いた。

このマシンは事務的な作業が多いので、メモリ32GBのうち、常時使用しているのは5から8GB程度。

しかもソフトウェアを起動していないアイドル状態で放っておいても冒頭のフリーズ現象が起こる。

そこでフリーズに陥った際に常駐させておいた「メモリ最適化アプリ」から手動でメモリを最適化してみた。

するとフリーズ現象は直ぐに収まり、普通に使用できる状態に戻った。

何度も試しているが、全てが同じ結果となった。

つまり、断続的なフリーズの原因はWindows 11 22H2による、メモリ管理の甘さだと言う事が分かった。

以前も書いたが、Windows標準エクスプローラーのタブ機能やタスクバー周りの更なる機能追加などは後回しにして頂き、直ぐにでもフリーズしないようにパッチを作成してもらいたいものだ。

※関連情報
APUでも断続的なフリーズを確認

Windows 11が断続的にフリーズする:Bパッチでも直らず 

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