Tカード会社、4千万人分の個人情報を販売へ

ここで言うTカード会社とは「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」の事である。

簡単に言うとTカードやTポンイトを運営している会社の事です。

そのCCCが、Tカード利用者の個人データ販売を本格化させる。
使われるのは、全国5300の提携企業から集めた各ユーザーの利用履歴である。
その顧客データ販売数、実に4千万人分である。
Tカード利用者が約7千万人だから約半数の個人情報を販売する事になる。

記事にもあるが、販売する顧客データには顧客判別用の識別子(メールアドレスなど)が付随しており、顧客データを購入する側が持っているデータベースと識別子でマッチングさせれば個人が特定できてしまうのである。

こうなると最早、「CCCによるTカードユーザー4千万人分の個人情報を販売します」と同義である。

CCC側は「規約で説明し、利用者の同意は得ている」との事だが、私個人としては同意したつもりはない。

本件に関しては有識者から疑問の声も出ている。

個人的にはPayPayカードに移行したので、Tポイントを使う機会は殆どなくなっている。

そこで今回の個人情報販売の報を受けて、Tポイントの利用を完全停止する事にした。
今後の購入情報を知らせるつもりは無いからである。

※関連情報
Ｔカード会社、４千万人分の顧客データを販売へ…「同意」は有効か