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Renewed in August 24,2017.

【再発】BIOSの起動までとWindowsの起動が極端に遅いので対処してみたが・・・

この現象は最新CPU(Ryzen 5000シリーズ)と最新GPU(Radeon 6000シリーズ)を使用しているメインマシンでしか発生していない。

考えられるのはGPUの交換とSmart Access Memoryを有効にして、設定を調整してからとしか思えない。

HDDに問題が無ければ、他に対処したBIOSアップデート以外はWindows Updateくらいだ。

試しに調整したセッティングを戻し、Smart Access Memoryも無効にしてみた。
すると今までの遅さが嘘のように元に戻った・・・かに見えた。

翌日に立ち上げると再び同じ現象に見舞われた。

起動に軽く数分かかるのである(涙)
以降、起動は遅いままに・・・・(泣)

普段ならベータBIOSに手は出さないのだが、BIOSを最新ベータBIOS(AGESA ComboAM4PIV2 1.2.0.1)にアップデートしてみて「Smart Access Memory」の設定は無効とし「PBO2」の設定はデフォルトのままとした。

しかしながら改善せず。
そこで該当のメインマシンに対して大手術を決行する事にした。

それはOSのクリーンインストールBIOSロールバック

使用したOS:リビジョンアップしたWindows 10 20H2最新版
使用したBIOS:「AMD AGESA ComboAm4v2PI 1.1.0.0 Patch C」へロールバック

まずはBIOSロールバックから実施。

BIOSはもちろん「Smart Access Memory」や「PBO2」の上限アップに未対応なのでデフォルトのままとする。

そしてシステムドライブをパーティションから解除し、完全にまっさらな状態にする。

 

そこから最新版の20H2(リビジョンアップ版)を使用してクリーンインストールした。

この時点では全く起動速度に問題はない。

そこでステップが進むごとに毎回起動速度を確認しながら数少ない必須アプリのインストールを進めていく。

その途中で2回ほど速度が遅くなったが、途中で止める訳にはいかないので作業は続行。

そして既に回数が少ないとはいえ再発の気配があるので、コールドバックアップを取った。

その上でWindows Updateを開放して全アップデート(オプションは除く)を適用してみた。

こんな状況で馴染むとか使いたくはないが、現在は問題なく通常の速度で起動している。

そこで改めてコールドバックアップを取っておいた。

数日経過観察をしてみた。
ごく稀にWindowsの起動が遅いが、BIOSまでは速いのでWindows Updateも要因の一つかもしれない。

あ。ダメだ。
ここまでしても完全に再発したので、現状では打つ手がありません。
「Smart Access Memory」や「PBO2」も有効にしたいところだが、システムの安定運用が前提である。

しかもゲームや動画編集などは行わないので、パフォーマンス的にも問題はない。

さらに言えば来月以降、USB問題を解決するための新BIOS「AGESA ComboAM4PIV2 1.2.0.2」がリリースされる予定である。

BIOSのリリースおよび、4月のMicrosoft定例アップデートを待っても良いかもしれない。

※関連情報
「KB5000802」による再起動激遅問題が解決

急に再起動が激しく遅くなった:原因は「KB5000802」

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