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Renewed in August 24,2017.

インテルのハイエンドCPUはもう性能限界

AMDによる「Zen3」発表がありましたが、マルチスレッドは既にAMDに抜かれていたので、頼みの綱はシングルスレッドしかなかったのだが、これもAMDに抜かれたようです。

 

コードネーム"Rocket Laek-S"のデスクトップ向けの第11世代Coreは2021年第1四半期に登場すると「Zen3」発表の1日前に発表があったが、わざわざ発表をぶつけてくるあたり「Intelも忘れないでね感」が強い。

 

昨日も書いたが「Intelは直近の4年間、デスクトップCPUのIPC向上は行っていない」とのこと。 Intelの動きを見ていると、やろうとしても出来ないように思える。

ともあれIntelの怠慢である。

 

因みにこの"Rocket Laek-S"は仕様に変更がなければ14nmプロセスであり、コア数とスレッド数が現行製品と比較して8C/16Tが最上位と減少している。

 

それでもTDPは125Wである(但し、Intelの言うTDPはあてにならないので、爆熱路線と思われる)

 

しかも当初は2020年末から2021年1月登場予定だったものが、3月頃と後ろにズレたらしい。 これ以上遅れると、次の"Alder Lake"が2021年内登場予定と控えているので、Rocket Laek-Sは短命で終わる可能性もある。

 

※関連情報 インテルのハイエンドCPUはもう性能限界。来年初頭に発表の第11世代デスクトップ用プロセッサはどーなるの?

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