Intelは先頃、第10世代Coreシリーズの発売をしたばかりだが、これをもって今年のデスクトップ向けCPUの新製品投入は終了となる。
これは元々のロードマップの通りではあるのだが、上位のCore Xを含め、メインストリームのCPUが今年はこれ以上登場しない事を意味する。 まだ2020年の前半だと言うのに、寂しい限りである。
折角登場した第10世代Coreシリーズも来月発売予定の第3世代Ryzenのリフレッシュ版(Matisse Refresh)に性能で追い越される見込みであり、秋には更に性能向上を図った第4世代Ryzenが控えている。
こうなると今まで同様、また性能面においてはAMDに引き離される一方となる。
Intelは現時点でメインストリーム以上の分野において、これ以上新製品が投入できない事が判明している時点でジリ貧である。
まぁ、毎月脆弱性が発見されるIntelは見限って、性能とコストパフォーマンスの良いAMDで組むことをお勧めします。
いまや、Ryzenのエントリーモデル「Ryzen 3 3300X」が第7世代のハイエンドモデル「Core i7-7700K」相当の性能ですよ。 しかも「Ryzen 3 3300X」は約1.5万円です。
更に言ってしまえば、あの「ThinkPad」でさえ、Ryzen 5を搭載して、スペックも申し分ないノートPCなのに、価格は5万円台です。
どちらも、お買い得感満載(笑)
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