AppleはアプリストアのApp Storeで配信されているアプリから、売上の30%を手数料として徴収している。
この手数料が高額過ぎるとして長らくアプリ開発者から非難の声が上がっており、その急先鋒として長らくAppleと対立してきたのが音楽ストリーミングサービスのSpotify。
Spotifyの訴えに対して、欧州連合(EU)の規制当局がAppleに独占禁止法違反による高額な罰金を科そうとしていることが明らかになった。
EUの規制当局は2023年2月に発表された告発状の中でも、Appleについて「App Storeの手数料は不当なものであり、ユーザーが高額なサービス料の支払いに直面する原因になっている」と批判。
Bloombergによると、EUはAppleに対して年間売上の10%に相当する罰金を科す可能性があるとの事。
AppleはEUだけでなくアメリカでもApp Storeの慣行が独占禁止法に違反しているのではないかという疑いで、規制当局から調査を受けている。
Appleによる囲い込みが原因ですね。
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